2017年度・2018年度
SCIENCE HOPPERS
FIELDWORK
2017年度
第1回 多摩森林科学園「森で見られる春の昆虫と植物観察」
H29.5.21(日) 9:50~14:00
この科学園は江戸時代には幕府直轄地、明治以降は御料林として公的に管理・保護されて
きた(HPより引用)そうで、重要な研究機関であり、また桜の頃には地元では名所として
賑わうそうです。そうした自然の深さ、いつも杉並で観察できる生物音の違いをたくさん感
じることができました。「ハチをみつけた」「虫にさわった」などの書かれたオリジナルの
ビンゴで楽しみながら自然を体験できました。
第2回 観音崎・観音崎自然博物館 「磯の生物観察会」
H29.7.23(日) 10:00~14:00
思う存分水に潜ったり海の中を歩き回りながら、いろいろな生物を観察しました。いつもたくさんの先生方が安全面に気を配り、細やかに指導をしてくださるので、どんなところにどんな生物がみつかるのか自分でさぐることができます。あっという間に午前中が終了。午後は「ユカリ(海藻)」のオリジナル栞を一人ずつ作らせていただきました。個人的にまた潜りにきたくなります。
第3回 都立小峰公園 「可愛くておもしろい!クモを観察してみよう」
H29.9.10(日) 9:30~13:30
小峰公園はちょっと歩くだけで、いろいろなクモに会うことができます。よく見るジョロウグモ、家にも時折出没するハエトリグモもいましたが、アリ?と思えるようなクモや、こんなところにもいたの?!と思うようなクモ。クモの家=網と思うと
その網も多様だし、網を張らないクモもいました。そんないろいろな生態のクモたちを観察し、午後は映像を見ながらさらにクモについて興味を深めました。
第4回 東京都多摩動物公園
「コオロギ相撲 コオロギの言葉を知ろう」
H29.11.19(日) 10:00~12:00
コオロギは「鳴く虫」としては知っていますが、「相撲」をする?不思議ですね。まずはコオロギの優しい触り方やオスとメスのちがい、どうして相撲ができるのか、どうすればしっかり相撲をしてくれるのかなどを教えていただき、いざお相撲!
いろいろなことを教わって挑戦すると、自信をもってコオロギを手にのせたり、お相撲に工夫することもできます。大人も子供も夢中になって対戦しました。
第5回 葛西臨海公園 「冬の野鳥観察」
30.1.28(日)9:50~14:30
葛西は大きな干潟、海岸、河口、があり、いろいろな水鳥が観察できます。また鳥類園の付近や林では小鳥や猛禽類も観察できます。まずは海岸へ行き、カモメやカモを観察しました。と言っても海岸へ着くまででもたくさんの野鳥を見つけて観察でした。なかなか一か所が離れがたく、熱心に観察です。猛禽類はなぜか心が躍ります。午後は鳥類園近くでカモを間近でじっくり観察しました。
2018年度
第1回 葛西臨海公園「干潟の生き物観察会」
H30.7.1(日) 9:30~13:30
葛西臨海公園の西なぎさで観察しました。干潮の砂地を歩くと、カニが穴の中に隠れるところを多数目撃。見つけ方を先生に教えていただき、だんだんと他の生物も見つけられるようになりました。カニだけでも5種類、食卓ではおなじみのアサリ、シジミなど、全部で25種観察できました。
第4回 東京都埋蔵文化財センター
「縄文人の知恵を学ぼう」 ~火おこしと勾玉作り~
H30.11.18(日) 10:00~14:30
四角い石材をひたすら磨いて磨いて勾玉にしました。かなり加工をしていただいてあったのですが、イメージ通りにするのはなかなか苦労でした。そして午後は火おこし体験。舞ぎりという道具を使い、火おこし。こちらも苦労しながら、何とか全員火をおこせました。縄文時代の人たちの苦労や知恵を感じる一日でした。
第3回 杉並区秋川研修室 阿伎留神社
「かわいくておもしろい!クモを観察してみよう」
H30.9.30(日) 10:00~14:00
台風の接近予報により中止。最後の秋川研修室を利用しての観察会ができず、残念でした。
第2回 都立和田堀公園 郷土博物館
「夕方からみられる昆虫を観察しよう!&昆虫展inすぎなみ2018」
H30.8.5(日) 16:00~19:00
普段お目にかかれない世界の昆虫などの昆虫展を郷土博物館で見学し、昆虫についてのお話も先生からお聞きしました。その後、恒例の夕方から夜の昆虫観察。お楽しみのセミの羽化、鳴く虫たちの音色、セミの抜け殻と、この時期にしっかり自分で見て聞いて、感じておきたい観察ができました。
第5回 都立石神井公園 「冬の野鳥観察」
H31.1.27(日) 10:00~12:00
石神井公園は間近でいろいろな場所に住む野鳥が観察できます。まずは双眼鏡に慣れながら、三宝寺池のカモを観察。大きさ、色、模様、くちばしの色、形など注意して見ると自分でも種類がわかってきます。目が慣れたところで石神井池の林の鳥や、三宝寺池では見られなかった水辺の鳥が観察できました。
番外編 杉並区立松渓中学校
「砂から化石を取り出して 名前を鑑定してみよう!」
H31.3.0(日) 10:00~12:00
千葉県君津市の2か所の化石(砂のかたまり)から化石をみつけて、資料を見ながら鑑定をしました。化石を見つけたり、取り出すのにあまり苦労もなく、その分調べたり丁寧に砂を取り除いたり観察ができました。貝もまるで浜辺からもってきたような(先生にあらかじめ採集していただいた)原型がわかるものですが、それがなんと30~40万年前の化石ときいてびっくり!そんな大昔の化石と対話しました。